2. 一時5万円を割り込むが短期的な上昇トレンドは維持
先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。6月中旬にローソク足の実体が200日移動平均線を抜けたことで、25日線、75日線とともに主要な移動平均線を上抜けました。その後はこれらの移動平均線に下値をサポートされるように上昇し、11月4日には一時、5万2636円の最高値まで上昇しましたがその後は調整となり、11月19日には4万8235円まで下落しました。
今後の展開はどうなるでしょうか。先週は5万円を割り込み、12月18日には一時、4万8643円まで下げました。ただ、直近の押し安値である11月19日の安値(4万8235円)までは下がりませんでした。という点では、短期的な上昇トレンドは維持したままです。まずは直近の戻り高値である12月12日の高値(5万1127円)突破に期待したいところです。
参考資料
下原 一晃
