3.2 【再認定】「更新期間5年」と「永久固定」を合わせて約5割を占める
「再認定」においては、更新期間5年と永久固定が合わせて約5割を占めているのが現状です。
受給を継続する中で状態が安定してきた場合、更新の間隔が長くなったり、「永久固定」と判断されたりするケースもあります。
一方で、今後も状態が変わる可能性があると判断された場合は、短い更新期間が設定されることになります。
このように障害年金は、状況に応じて更新の間隔が見直される仕組みとなっています。
4. まとめにかえて
今回は「障害者年金」や「障害年金生活者支援給付金」について詳しく解説しました。
障害者年金は、病気や障がいで生活に制約がある人を支えるもので、自営業者やフリーランスの方は障害基礎年金、会社員や公務員の方は障害基礎年金と障害厚生年金を受け取れます。
また、受け取れる金額は障害の程度などによって変わります。
注意点としては、「障害年金は一度認定されたからといって一生障害年金を受け取れる訳ではない」ということがあげられます。
原則として、数年ごとに診断書を提出し症状の変化を確認した上で再認定を受けるからです。
また、障害年金と他の年金との併給については、65歳以降に「障害基礎年金+老齢厚生年金」もしくは「障害基礎年金+遺族厚生年金」といった有利な組み合わせで受け取れる特例もあります。
病気や障害は、誰にでも起こり得る可能性があります。
いざという時に備え、年金の加入状況や、将来の受給見通しなどを確認しておくことも大切です。
参考資料
- 日本年金機構「障害年金業務統計(令和6年度決定分)」
- 日本年金機構「障害基礎年金の受給要件・請求時期・年金額」
- 日本年金機構「障害厚生年金の受給要件・請求時期・年金額」
- 日本年金機構「パンフレット 知っておきたい年金のはなし」
- 日本年金機構「障害年金ガイド 令和7年度版」
鶴田 綾
