1.2 【2025年度】障害厚生年金額はいくら?
令和7年4月以降の障害厚生年金は、主に会社員や公務員が対象となる制度で、年金額は、在職中の収入などをもとに算定される「報酬比例」によって決まります。
1級に該当する場合は、この報酬比例額に1.25倍を乗じ、さらに配偶者がいる場合には「配偶者加給年金」(年額23万9300円)が上乗せされます。
2級についても同様に加給が行われます。
一方、3級は報酬比例額のみが支給されますが、最低保障額として62万3800円(または62万2000円)が定められています。
また、3級に該当しない場合でも、一定の障害が残ったときには、「障害手当金」として一時金が支給されるケースがあります。
1.3
障害年金生活者支援給付金は「1級と2級」で給付金額は変わる
障害年金生活者支援給付金は、2019年の消費税引き上げによる物価上昇を背景に、生活面で特に配慮が求められる人を支援する目的で創設された制度です。
障害基礎年金を受給している人のうち、所得が一定の基準を下回る場合に、通常の年金に上乗せする形で支給されます。
2025年度:月額支給額の目安(障害等級別)
このように、障害年金生活者支援給付金の支給額は、障害の等級によって異なります。
たとえば、扶養する家族がいない障害等級1級の障害基礎年金受給者で、所得が一定基準以下の場合、障害基礎年金と障害年金生活者支援給付金の両方を受給できます。
その場合、年間の受給額は合計でおよそ112万円となります。
著者
一種外務員資格(証券外務員一種)、保険募集人資格などを保有。福岡女学院大学人文学部英語学科卒業後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。投資信託や生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、Instagramを中心に、SNSにて資産運用のはじめ方や資産形成のコツについて積極的に情報発信をしている。はたらく世代のお金の悩みに徹底的に寄り添う姿勢で顧客からの信頼も厚く、Yahoo!ニュース経済カテゴリーでアクセスランキング1位なども達成。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)