厚生年金や国民年金を受給している方のなかには「年金収入だけなら確定申告はしなくてもよいのでは?」と考えている方もいるのではないでしょうか。公的年金には確定申告不要制度が設けられていますが、すべての年金受給者が対象になるわけではありません。

そこで本記事では、年金受給者で確定申告が必要な人と不要な人の条件について詳しく解説していきます。これまで確定申告に馴染みがなかった方はぜひチェックしてみてください。

1. 確定申告について簡単におさらい

確定申告とは、1月1日から12月31日までの所得と、納める税額を計算して国に申告する手続きのことです。確定申告は年間を通して常に行えるものではなく、毎年2月中旬から3月中旬までに設定されています。

確定申告は手続きが複雑なイメージを持っている方もいるかもしれませんが、初めて実施する方でも取り組みやすい環境が整っています。例えば、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用すれば、画面の案内に沿って入力するだけで簡単に申告書を作成可能です。

次章では、公的年金受給者で確定申告が不要になる人の条件などについて解説していきます。