6. 老後対策のおすすめ④:収入と支出を管理する

老後資金を計画的に貯めるには、現在の収入と支出を正確に把握することが重要です。

家計簿などを使って毎月の収支を可視化することで、「無駄な支出はないか?」「いくらまで貯蓄可能か?」などを判断できるからです。

家計簿管理アプリを利用すれば、クレジットカードや電子マネーと連携して自動的に支出内容を記録したり、項目別の支出金額を把握したりして簡単に収支管理できます。

7. まとめにかえて

70歳代・二人以上世帯で貯蓄3000万円以上の世帯は全世帯の19%です。

一般的にはうらやましいといえる水準であり、年金額(またはその他の収入を含む金額)が一定以上あればゆとりある老後生活が期待できます。年金額が少ない場合でも、必要最低限の生活は可能でしょう。

貯蓄3000万円以上の達成は容易とは言えませんが、現役世代のうちから計画的に貯蓄習慣を身につけることで、ある程度の資産形成は可能です。

本記事でおすすめの貯蓄習慣を参考にして、自分にあった老後資金準備を進めましょう。

参考資料

西岡 秀泰