2. 高齢者世帯は毎月約3万4000円の赤字

総務省の調査によると、高齢無職世帯の家計状況は、毎月約3万4000円の赤字が発生している状況です。

昨今は平均寿命が延びており、何歳まで生きるかわかりません。長寿化は喜ばしい一方で、長生きするほど資産が減っていき、資産が底をつくリスクが現実味を帯びます。

少子高齢化で社会保障給付の先細りが懸念されており、さらに老後生活が長くなっている現実を踏まえると、不安を抱えるのは仕方ないことといえるかもしれません。