子どもの教育費、マイカーやマイホームの購入、老後の備えといった目的のため、貯蓄をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。とはいえ、節約に縛られ過ぎて途中で放棄したり、ストレスを抱えたりしていては意味がありません。無理なく継続して節約するには、一体どうすればよいのでしょうか。

無駄をカットし節約する

節約を長続きさせるには、やみくもに節約するのではなく、的を絞って無駄をカットすることが大切です。さっそく、項目ごとの節約ポイントをみてみましょう。

スマホ代

大手キャリアから格安スマホに乗り換える、不要なオプションを解約するといった方法で、毎月のスマホ代を抑えることができます。わざわざ契約会社を乗り換えるのではなく、安いプランに変更するというのもいいでしょう。

食費

毎日の食生活を見直し、続けられそうだと感じるものから取り組みましょう。たとえば、職場にお弁当を持参する、自販機で買っていたお茶から水筒に切り替える、間食を控えるといった方法があげられます。外食が多い方は、自炊に挑戦するのもおすすめですよ。

娯楽費

今は通っていない習い事の解約や契約コースの変更を検討する、民間より安い自治体のスポーツジムを活用するなど、ちょっとした工夫で節約することができます。また、趣味を満喫することは、ストレス解消に役立ちます。我慢のしすぎには十分注意しておきましょう。

やってはいけない節約とは

「やるべき節約」がある一方、「やってはいけない節約」があるのはご存知でしょうか。「よかれと思って取り組んだことが裏目に出た…」なんてことのないよう、避けておきたい節約方法を学んでおきましょう

安い贈り物で済ませる

節約に取り組んでいると、人のための支出は無駄だと思ってしまいがち。「安いプレゼントで済まそう」と考えてしまうこともあるかもしれません。

でも、「人への贈り物はあなたの品位を表している」ということを忘れないでください。そのプレゼントを見た人がどう感じるか、そして周囲の人があなたにどういったイメージをもつかを想像してみましょう。プレゼント代を節約したことで、あなたのイメージを大きく損なうかもしれないのです。

自分磨きに関わる節約

通いきれていない習い事を解約するのは正しい節約ですが、本当は興味があるのに「もったいないから」という理由で諦めるのは避けておきましょう。

自分が得意なものは、いつか自分を助けてくれます。自分が好きなもの、得意な分野はなにかを見つめ直し、そこを中心に自分磨きに取り組んでくださいね。

「とりあえずいいものを」という発想

「冷蔵庫は大きい方がいい」「大人数用のソファの方がいい」といったような「大は小を兼ねる」理論で物を選ぶと、どんどん無駄な出費が膨らんでいきます。こだわりのアイテムならまだしも、特に深い理由がない場合は、身の丈に合ったものを選んでおきましょう。

お金に困る人のあるある