最後に、お金に困る人にありがちなことをみていきましょう。ご自身の習慣を見直すきっかけにもなりますよ。

口癖は「お金がない」 

本当にお金がないからこそ言ってしまう言葉なのだと考えられますが、この発言にはデメリットが存在します。というのも、「お金がない」という言葉だけで片付けてしまうので、それ以上先に進むことができなくなってしまうのです。

思わず「お金がない」と言ってしまった時は、すかさず「だから収入を増やそう」「でも節約してお金を増やそう」と続けるようにしてみましょう。

現金よりクレジットカード派

現金のやり取りがないクレジットカードは、お金を使った実感を得にくいという面もあります。そのため、つい多く使いすぎてしまうことも。1カ月の上限金額を設定しておく、使った金額はメモしておくなど、使い過ぎ対策をしておきましょう。

まとめ

「貯蓄のためなら」と手段を選ばない節約をしていると、途中で息切れしたり、周囲からのイメージを損なったりしてしまうことがあります。「これは節約してもいい部分か」「後悔しないか」をよく踏まえたうえで、賢く節約に取り組んでいきましょう。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部