ボーナスや年末調整をきっかけに、老後資金について考え始める人が増える12月。
特に50歳前後になると、「年金だけで足りるのか」「今から準備して意味があるのか」と不安を感じる人も少なくありません。
最近、新NISAが話題となっていますが「資産運用に興味はあるけれど、今からはじめても意味があるのか?」「毎月いくら積み立てれば老後の足しになるのか?」など、疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、50歳から65歳までの15年間、毎月5万円を積み立てた場合に資産がどの程度になるのかを年利別に試算しつつ、新NISAの仕組みと向き合い方を整理します。
家計や生活を圧迫しない範囲で、老後への備えを考えるヒントにしてください。
1. 【利用するとどんなメリットが?】「新NISA」の仕組みを整理
まず、新NISA制度の基本的なポイントを確認しておきましょう。
NISAとは、本来約20.315%の税金がかかる運用益が非課税になる制度です。
2014年の導入以来続いてきた制度ですが、2024年の大幅な改正により内容が大きく変わり、「新NISA」として再スタートしました。
