2. 大きな寄生虫にゾッとする

寄生虫の写真

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写真提供:@HOB8092

@HOB8092さんに話を聞くと、ハリセンボンに奇声していたのは「ウオノエ類(等脚類)の寄生虫」だそうです。

ハリセンボンはもともと海で捕獲した個体だったといい、@HOB8092さんは「自宅へ連れて帰った段階で、すでに寄生していた可能性が高いと感じています」と推測。

水槽で卵塊を確認すると、その後孵化した幼生が一気に増殖し、体表に約40匹ほど寄生したと明かす@HOB8092さん。目視できる幼生はピンセットで除去し、プロテクトXという薬剤で保護しながら対処したとのことです。

気になるその後については「ハリセンボンは一時的に別水槽へ移動させ、元の90cm水槽は17日ほど無人の状態にし、幼生の自然死を待つ形で管理しています。体表の幼生はほぼ全て除去できており、現在はハリセンボンの食欲も徐々に回復してきています。口腔内の成体も除去できたため、今後は寄生虫対策として、寄生虫をついばむホンソメワケベラを同居させております」と、ハリセンボンは少しずつ回復してきていることを教えてくれました。

「怖…お願い取れて」「ぎゃーー何これ!?」の声

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出所:@HOB8092

ポストを見た人からは

  • 「飼育されている宿主についてるって、めっちゃレアでは…!?」
  • 「ぎゃーーー何これ!?」
  • 「こわっ…お願い取れて!!」

といった驚きの声が寄せられています。

こうした反響について@HOB8092さんは、予想以上の反響とアドバイスがあったことに驚いたと明かします。

反響は心強かったそうで「励ましの声や、同じ経験を持つ方からの情報提供、専門的な知識を持つ方々からのアドバイスなど、非常に温かいコメントが多く寄せられ、飼育者としてとても励まされました」と@HOB8092さん。

一連の流れについては「寄生虫という少しショッキングな内容にもかかわらず、多くの方が関心を持ち、親身になって心配してくださったことが印象的で、投稿して本当に良かったと感じています。今回の経験を通し、魚の異変に早く気づくことの大切さを多くの方に共有できればと思っています」と受け止めていることを明かしました。