金融機関の人が決して言わない、自分が実践する資産形成方法

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4月3日は「資産形成の日」ということのようですが、皆さんの資産形成はどうされていますでしょうか。「お金の話は金融関係者に聞くのがいいのではないだろうか」とお考えの方も多いかと思います。

金融機関に勤務している人はどのような資産運用をし、また資産形成につなげているのかについて見ていきましょう。金融機関勤務経験者などのインタビューをもとにお届けします。

そもそも金融機関の関係者は株式投資してません

世の中、「貯蓄から投資へ」というスローガンの下、金融機関の預貯金を取り崩して、「株を買いなさい」というような風潮ですが、実は金融機関に勤務する人は株に投資をしません。

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こういうと、「え?!株が一番儲かるときは儲かるのではないのか?」という声が聞こえてきそうですが、金融機関の関係者は株式を顧客にすすめておきながら、自分たちは大して株式を持っていません。

その理由は、彼らが株式投資に興味がないから保有していないというからではありません(ただ、証券アナリストでも株式投資に興味がないという不思議な人はいます)。

なぜかというと、社内のコンプライアンスルールやインサイダー情報の取扱いのルールが厳しく、実質的に株式を売買しにくい状況となっていることがあります。一定のプロセスを通じて株式の売買はできますが、一言でいうと面倒なのです。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。