給与明細、実はちゃんと見てない人へ。「4〜6月は残業するな」の真相と、知らないと損する社会保険の話
出所:金融経済Youtubeチャンネル「ミライド」
毎月振り込まれる給与。電子化が進んだ今、銀行口座の金額だけ確認して、明細はほとんど見ていない人も多いのではないでしょうか。
ファンドアナリストでCFP資格を持つ篠田尚子さんは「給与明細の質問は、年齢を重ねるほど聞きづらくなる」と話します。本記事では、給与明細の基本について、金融経済YouTubeチャンネル「ミライド」で篠田さんに解説いただいた内容からお伝えします。
1. 給与明細、モヤモヤの正体は「控除」にあり
給与明細の構造は、実はとてもシンプルです。「支給」「控除」「勤怠」の3つのブロックで構成されています。
このうち、多くの人がモヤモヤを感じるのが「控除」の部分でしょう。「なぜこんなに引かれているのか」、「何に使われているのか」と、社会保険料の控除に対して疑問を抱く人は多いです。
社会保険料には大きく4つあります。「健康保険」、「厚生年金保険」、「雇用保険」、そして40歳以上になると「介護保険」が加わります。篠田さんは「まずは社会保険料の仕組みを理解しないと、税金の部分も理解しにくい」と指摘します。
著者
ミライド powered by モニクル総研
YouTube channel powerd by Monicle Institute of Research
「ミライド」は、モニクルグループのシンクタンクであるモニクル総研が運営する金融・経済YouTubeチャンネルです。証券アナリストの泉田良輔、木村敬子、ファンドアナリストの篠田尚子が研究員として在籍し、金融や経済ジャンルを中心に、ビジネス、テクノロジー、キャリア、ヘルスケア、スポーツに関わる話題などをアナリスト視点で深堀り解説します。データ分析やキーマンへのインタビューを通じて、ビジネスパーソンや一般投資家に役立ていただけるようなコンテンツを配信しています。(最新更新日:2025年12月5日)
監修者
慶応義塾大学法学部卒業。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。国内銀行にて個人向け資産運用相談業務を経験した後、2006年ロイター・ジャパン(現LSEG)入社。傘下の投信評価機関リッパーにて、投資信託業界の分析レポート執筆や評価分析業務に従事。2013年、楽天証券経済研究所に入所。2025年5月、株式会社モニクルに参画し、モニクル総研所属。当社ではファンドアナリスト業務や金融教育に関連する情報発信に従事。楽天証券経済研究所 客員研究員。ピクテ・ジャパン・ファンド・アドバイザリー・コミッティーメンバー。CFP®、1級FP技能士。
著書に『本当にお金が増える投資信託は、この10本です。』、『銀行も証券会社もFPも教えてくれない 新しい!お金の増やし方の教科書』、『NISA & iDeCo完全ガイド 2024年新制度対応版』『新NISA完全ガイド FP&投資信託のプロが教える』(いずれもSBクリエイティブ)、共著に『一生楽しく浪費するためのお金の話』(イースト・プレス)他。