2025年もあと1カ月ちょっと。来年の家計について考える機会が増える時期ではないでしょうか。
とくに、将来の年金生活に備えている40歳代以上の方々にとって、公的年金だけでは少し心もとないと感じることもあるかもしれません。
実は、公的年金に加えて、所得が一定の基準を下回る方々を支える「年金生活者支援給付金」という制度があります。
この記事では、どのような方がこの給付金の対象となるのか、2025年度は具体的にいくら受け取れるのか、そして忘れずに行いたい手続きの方法について、わかりやすく解説していきます。
ご自身やご家族が対象になる可能性はないか、この機会にぜひ確認してみてください。
1. 年金に上乗せされる「年金生活者支援給付金」とは?
年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして支給される給付金で、以下の3種類があります。
- 老齢年金生活者支援給付金
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
「老齢・障害・遺族」、それぞれの基礎年金を受給中の人が、公的年金を含めても所得が一定基準以下となる場合に、2カ月に一度、受け取ることができるものです。
