3. 冬の室内で楽しむ「鉢花の育て方」4つのコツ
3.1 温度差に配慮した置き場所選び
冬の室内で鉢花を育てる際に大切なのが、急激な温度変化から守ること。日中は暖かい窓辺も、夜間は冷気が入り急激に冷え込むため、夜は窓辺から少し離れた場所に移動させましょう。
また、エアコンや暖房器具の温風が直接当たると、乾燥しすぎて葉が傷む原因になるので、風の通り道は避けるように注意します。
3.2 水やりはタイミングを見て控えめに
冬は植物の生長が緩やかになるため、水を与えすぎると、土が常に湿った状態となり根腐れの原因となります。水やりは、土の表面が乾いたことを確認してから与えましょう。
午前中から昼前の暖かい時間帯が、水やりのタイミングです。
3.3 定期的な日光浴と鉢回し
冬の日照時間は短く、室内の光も限られています。鉢花を健康に保つためには、窓辺などの明るい場所に置き、1日に5~6時間ほど明るい光に当ててあげましょう。
さらに週に1回程度、鉢を90度ずつ回す鉢回しを行うのもおすすめです。これにより、株全体に光が均等に当たり、形よくバランスの取れた美しい姿に育ちます。
4. 美しい鉢花を飾って冬の室内に彩りを
長い冬を室内に閉じこもって過ごす日々は、気分も沈みがちに。部屋に美しい鉢花を飾れば、可憐でありながら力強く咲き続ける花たちの姿が、癒やしと活力を与えてくれます。
鉢花を適切に育ててあげれば、冬の室内が春のように華やかに。寒い季節だからこそ、室内に生命力あふれる花々を飾って、心穏やかに暮らしてみませんか。
