2. 国民年金・厚生年金、みんなの平均年金月額はいくら?
公的年金は、原則65歳から支給開始されます。しかし、年金月額はみんな同じではありません。加入している年金種類によって、人それぞれ平均年金月額は異なるからです。
豊かな老後にはお金が必要です。公的年金をどれくらい受給できるかは、生活に直結するため重要なポイントだと言えるでしょう。
加入する公的年金や加入期間、納めた保険料によって月額が変わる公的年金。今のシニア世代の平均年金月額を参考に、老後に必要となる資産計画を立ててみましょう。
2.1 国民年金のみを受給する場合の平均年金月額
- 全体の平均:5万7584円
- 男性の平均:5万9965円
- 女性の平均:5万5777円
国民年金のみを受給する60歳代の平均月額を見て、生活に不安を感じる人も多いことでしょう。自営業などで国民年金だけの方は、私的年金や投資などを含め、老後へ向けた積み立てが必要です。
2.2 厚生年金を受給する場合の平均年金月額
※厚生年金には、国民年金の金額を含みます。
- 全体の平均:14万6429円
- 男性の平均:16万6606円
- 女性の平均:10万7200円
厚生年金の平均年金月額は、男性は女性の約1.5倍、金額にして6万円ほど高いです。
この差の背景には、女性は妊娠、出産、育児といったライフイベントで、仕事から離れる期間が生じやすい傾向があることが挙げられるでしょう。
そのため、すべてではありませんが、男性に比べて加入期間や保険料の納付額が少なくなり、平均年金月額に影響していると考えられます。
著者
1981年生まれ。2000年に高校卒業・妊娠・出産。2003年に明治安田生命(旧明治生命)に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、公的保険アドバイザーの資格を保有する日本FP協会認定のアフィリエイテッド・ファイナンシャルプランナー(AFP)。保険見直しや資産形成など、人生にかかわるお金の相談に特化した独立系FP。
現在は、W&DーWriter&Design-の代表。FP相談では、AI時代に特化した「AI×FP」のハイブリッドFP相談が特徴。また、WEBライターやWEBデザイン事業も展開し、専門家コメントやお金に関する記事執筆を中心に、執筆数は全体で1,000記事を超える。子育てを終え、柴犬と豆柴を連れ夫婦で旅行に行くことを趣味としている。
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)