2.3 ステップ③ ゴールから逆算して毎月の貯蓄額を決める
必要額と期限が決まれば、毎月の積立額はゴールから逆算できます。
例えば、「5年後に100万円必要」であれば、毎月約1万7000円の積立が目安になります。
貯蓄は、大きな額を一気に貯める必要はありません。
月に数千円でも、継続すれば少しずつ成果が積み上がります。
重要なのは、生活を圧迫しない範囲で続けられる金額を設定し「無理なく続ける仕組み」を作ることです。
自動積立を活用すれば、手間をかけずに習慣化できるでしょう。
3. 家計の土台を少しずつ整えよう
40歳代は支出が多い傾向にあり、貯蓄を思うように確保できない世帯が少なくありません。
しかし、家計を整えるうえで重要なのは特別な方法ではなく、現状を正しく把握し、目的を明確にし、続けられる仕組みをつくることです。
毎月のお金の動きを把握し、将来必要になる支出を整理するだけでも、家計の見え方が大きく変わります。
さらに、必要額から逆算して積立額を決めれば、焦らずに計画的な資産づくりが進めやすくなるでしょう。
小さな一歩でも積み重ねれば、確かな成果につながることが期待できます。
今日からできる範囲で取り組み、家計の土台を少しずつ整えていきましょう。
参考資料
加藤 聖人