2. 貯められる人が実践している「家計づくりの基本3つ」
貯蓄が思うように増えないときは、家計そのものの仕組みを見直すことで改善につながることがあります。
実際に貯められている家庭ほど、複雑なテクニックではなく「誰でも再現できるシンプルな基礎」を徹底しています。
ここでは、その中でも特に重要な3つのステップを紹介します。
お金の整え方3ステップ
出所：LIMO編集部作成
2.1 ステップ① まずは「お金の出入り」を知る
最初のステップは、「毎月いくら入り、いくら使っているのか」を正確に把握することです。
家計がうまくいかない原因の多くは、「自分の支出構造を把握していない」ことにあります。
- 毎月必ず発生する固定費（住居費・通信費・保険料など）
- 食費や日用品といった変動費
- 年間でまとまって発生する支出（自動車税、旅行費、家電買い替えなど）
これらを見える化するだけで、「どこを調整すれば貯蓄に回せるか」が自然と浮かび上がります。
家計簿アプリや預貯金の入出金履歴など、無理なく続けられる方法を選ぶのがおすすめです。
2.2 ステップ② 貯金の目的(目標)と使う時期を明確にする
次に大切なのは、「何のために・いつまでに・いくら必要なのか」を明確にすることです。
目的が曖昧なままでは、貯蓄そのものが継続しにくくなります。
例えば、以下のような目的が考えられます。
- 子どもの教育費
- 住宅修繕費（外壁塗装・給湯器交換など）
- 老後資金
- 車の買い替え費用
目的ごとに分けて考えるだけでも、必要額のイメージがつき、優先順位が判断しやすくなります。
「目的を決める」ことで、貯蓄を習慣化しやすくなるのが大きなポイントです。
