6. 【知っておきたい年金知識】よくある質問Q&A
年金の手続きや相談については、不明点が多く不安を感じる方も少なくありません。ここでは、知っておきたい基本的なポイントをQ&A形式で解説します。
6.1 Q:家族や友人が代わりに相談に行けますか?
A:本人が窓口へ行けない場合、家族や友人が代理として相談することは可能です。
代理人が相談に伺う際には、次の書類が必要です。
①本人の委任状
日本年金機構のウェブサイトから「年金相談・手続き委任状」をダウンロードできます。
②代理人の本人確認書類
運転免許証やパスポートなど、公的な身分証明書が必要です。
なお、個人情報を含む相談を行う際には、本人(委任者)の基礎年金番号が求められます。忘れずに確認しておくと手続きがスムーズです。
6.2 Q:申請が遅れた場合、さかのぼって受け取れますか?
A:提出期限を過ぎても手続き自体は可能ですが、2026年1月5日を過ぎると、2025年10月分から2026年1月分の給付金をさかのぼって受け取れなくなります。
提出した月の翌月分から支給が開始される仕組みのため、手続きが遅れるほど受給できる金額が少なくなります。
6.3 Q:夫婦2人とも年金生活者支援給付金の支給要件を満たしていますが、2人とも受け取れるのですか?
A:年金生活者支援給付金は一人ひとりに支払われるものなので、支給要件を満たせば夫婦2人とも受け取れます。