子どものおしゃべりが上手になってくると、育児の楽しさも増しますよね。コミュニケーションが取りやすくなり、イライラが減るママもいるのではないでしょうか。しかしわが子の会話が上達するにつれて、新たな悩みが出てくることもあります。

今回ご紹介するのは、悪気のない子どもが放った一言にヒヤッとしたママたちのエピソード。まさに穴があったら入りたくなるような瞬間を見てみましょう。

弁解するのも不自然! 切り返しが難しい他人への一言

「子どもとカフェに行ったとき、隣にサングラスをかけた40代後半ぐらいの女性が座っていました。微笑ましくこちらを見てくれていて、娘も『やさしいおねえさんがいたねぇ』とご機嫌。と、ここまでは良かったのですが…その女性がサングラスを取った瞬間、娘が『…おねえさんじゃなかったねぇ』と余計なひとこと! 食事中だったので席を立つわけにもいかず、本当に気まずかったです」

「息子が年少のとき『○○くんのママって、ママのおともだちなの?』と聞いてきました。確かに親子で頻繫に会ってはいたのですが、それは子ども同士が仲良しだったから。相手のママが年上だったこともあり、友だちと言うのも失礼な気がして『うーん、ママの友だちというか…あなたと○○くんが仲良しだからね』と曖昧に返しました。そしたら後日、息子がそのママさんの前で『ふたりは、おともだちじゃないんだよね?』と無邪気に言い出したんです。本当に焦りましたよ」

「娘は以前、髪の毛が薄い方を見ると『なんで?』と聞いてきていました。自宅で何度も注意したので最近は言わなくなったのですが…髪が薄いことを気にしている義兄の家に遊びに行くことになって、念のため『言ったらダメ』と釘を刺しておきました。すると娘が『ママ~!かみのことは、いったらダメだよ! ○○ちゃんは、だいじょうぶだからね』と義兄の前で言い出して。いろいろマズかったですね」

子どもの悪気はないけれど遠慮ない発言、親としてはヒヤっとしますよね。よくママたちから聞こえてくるのは「リアクションしづらくて困る!」というお悩み。ママが聞こえていないフリをすると、子どもはしつこく同じことを言ってきませんか?

しかし「そうだね」なんて、とても言えませんよね。「そんなことないよ」と返事をするのも微妙だし、否定をすると子どもは「え? だって○○じゃん!」と無邪気にとどめを刺すことも…。

また「そんなこと言ったらダメでしょ」と言うのも、かえって失礼になってしまいます。子どもによっては、純粋に「なんでダメなの?」と理由を求めてくることもあるでしょう。

こんなとき、みなさんはどう対処していますか?

家庭の事情も赤裸々に! ママが恥ずかしい思いをした一言