3. クリスマス・お正月・早春《ずっと飾れる》寄せ植えづくりのコツ
3.1 赤・緑・白の3色で寄せ植えをつくる
クリスマスからお正月まで、年末年始のシーズンを彩る〈冬の寄せ植え〉を考えるときは、「赤・緑・白」の3色を意識しながらつくってみるといいかもしれません。その理由は次のふたつ。
ひとつめは、「クリスマス」といえば「赤×緑」の組み合わせが定番ですよね。ここに「雪をイメージさせる白」加えた3色でつくった寄せ植えは、クリスマスまでの期間にぴったりの組み合わせだからです。
そしてもうひとつ、「お正月」といえば、「縁起のよい紅白」カラーを思い浮かべる方も多いでしょう。ここに「松竹梅や門松を連想させる緑」を加えると、より紅白が引き立ちおめでたい雰囲気を空間に添えてくれるからです。
このように、年末年始を彩る寄せ植えを考える際は、「赤・緑・白」の3色を意識しながらつくって見るのもいいかもしれません。難しいときは主役を赤、脇役を白、葉を緑で表現してみるのもいいでしょう。
3.2 洋風にも和風にも合う植物を選ぶ
クリスマスといえば洋風、お正月といえば和風のイメージになりますよね。長い期間、同じ寄せ植えで楽しみたいときには、洋風にも和風にも合う雰囲気をもつ植物を選ぶこともポイントです。
洋風と和風、どちらにも合う寄せ植えなら、クリスマスとお正月、それぞれの時期に合わせて洋風や和風の小物をプラスすることで、長い期間にわたり活躍してくれそうです。また、置く場所のインテリアの雰囲気との組み合わせもしやすいので、自宅の玄関に置くときの心配も減りそうですね。
3.3 寒さに強い植物を選ぶ
冬に長く楽しむ寄せ植えは、「寒さに強い植物」を選んでおくと、クリスマスやお正月はもちろん、それ以降も弱ることなく玄関を華やかに彩ってくれます。
今回ご紹介した植物はいずれも寒さに強く、春まで長く楽しめる植物ばかり。ですが、長く楽しむためにも雪や霜が当たる場所を避けて飾ることをおすすめします。
4. 季節感の出るアイテムを合わせて、寄せ植えをおしゃれに長く楽しもう!
今回は、クリスマス・お正月から早春まで長く楽しめる植物5種と、寄せ植えをつくるコツをご紹介しました。
より季節感を出したいときは、植物と一緒に季節のアイテムを飾るのもおすすめ。クリスマス時期にはリボンを飾ったり、お正月にはゴールドの水引を加えたり、春らしい100均のガーデンピックを2〜3本飾ったりすると、植物はそのままでもイメージが変わり、かつ季節感も出ておしゃれ度がアップしますよ。
ぜひクリスマスにもお正月にもマッチする冬~早春の寄せ植えをつくり、玄関や庭をおしゃれに彩ってくださいね。
