5. スマホの中身も整理して「デジタル終活」家族に安心を
総務省の調査をもとに、デジタル情報の実態と「デジタル終活」の必要性を解説しました。スマートフォンやネットサービスは便利ですが、同時に多くの個人情報を抱えています。
もしものときに家族が困らないよう、今のうちから情報を整理しておくことが大切です。デジタル情報の洗い出し、「残す・消す」の判断、エンディングノートでの記録。この3ステップを意識するだけでも、整理の第一歩になります。
終活というと重い印象がありますが、実は“思いやり”の準備でもあります。身近なスマートフォンから少しずつ整理を始めれば、自分も家族も安心できます。デジタル時代の終活は、「これからの自分を整える」ことでもあるのです。
参考資料
- 総務省「令和6年通信利用動向調査」令和7年5月30日
- 総務省「令和6年通信利用動向調査ポイント」
- 法務省「エンディングノートを作成しました!【令和5年10月23日更新】」
- 独立行政法人国民生活センター「今から考えておきたい「デジタル終活」-スマホの中の“見えない契約”で遺された家族が困らないために-」令和6年11月20日
村岸 理美