秋も深まり、紅葉が見頃を迎える11月。年末を控え、ご自身の今後のライフプランや老後資金について改めて考える方も多いのではないでしょうか。
総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」によると、65歳以上の単身無職世帯のひと月の実収入は13万4116円、支出は16万1933円、家計収支は2万7817円の赤字となりました。
物価高が続く今、「年金だけでゆとりある生活を送るには、せめて毎月20万円くらい欲しい」と考える方も少なくないでしょう。
では、実際に公的年金(国民年金と厚生年金)を合算して月額20万円、年額にして240万円以上受け取っている人はどれほどいるのでしょうか?
この記事では、まず日本の公的年金制度の基本をおさらいし、最新の統計データから「年金月20万円」の達成率を詳しく見ていきます。さらに、将来もらえる年金額を増やすための具体的な方法についてもご紹介します。
