2. シニア投資の基本的な考え方

老後生活に突入したあと、資産を守るために必要なのが「運用しながら取り崩す」という考え方です。

特に昨今はさまざまなモノやサービスの価格が高騰しています。元本を守ることに加えて、実質的な価値を守るために適度な運用を行わなければ、経済的にどんどん苦しくなってしまうでしょう。

ただし、運用をする前には「生活防衛資金」を確保しなければなりません。そのうえで、リスク許容度の範囲内で運用をしましょう。

社会保険制度からの給付金や支援金を有効活用することに加えて、自分自身でも運用をすることで、老後資金が枯渇してしまうリスクを軽減できるのです。