3. パワハラを相談して「解決しなかった」が63%、「状況が悪化した」が10%

職場でハラスメントを受ける人が多いことがわかりましたが、被害を受けた際の相談はどうしているのでしょうか?

「誰かに相談しましたか?」という質問に対して、トップ3は「上司」で32%、「誰にも相談していない」で31%、「同僚」で25%となりました。

年代別でみると、「誰にも相談していない」ケースが20代で24%、40代以上で33%と差がある結果に。「誰にも相談していない」人は、「相談しても解決にならないと思ったから」が68%で最多の理由となっています。

さらに、実際に相談した人の中で、問題が解決したのかを聞いています。「解決した」「解決しないまでも改善した」と回答した方は27%で、「解決しなかった」が63%、「状況が悪化した」が10%と、悪い結果になったことが判明しました。

人間ではなく企業全体に問題があると考える人が多く、しっかりとしたハラスメント対策を行うことが急務となっています。

いかがでしたか?

職場のハラスメント対策をしっかり行っている企業が増えている中で、進展のないケースも見受けられます。

また、「パワハラ」が90%で最多となるなど、令和の時代に入っても人材育成を間違えている企業がまだまだ多いようです。