具体的な対策の内容としては、買い物は毎週ネットスーパーで1回、週の途中に足りなくなったものを1回と、食費に関しては金額の上限を決めて週に2回までしか使わないというルールを決めました。外食も今までは毎週行きたい時に行く感じでしたが、月にいくらまでという上限を決めて「前週にたくさん使ったなら今週は行かない」というようにコントロールしています。
その結果、食費・外食費を設定した金額内に抑えることができて、計画的なお金の使い方ができるようになりました。また、問題となっていた食費・外食費以外も削れるところがあるのではないかと考えるクセがついたというのも大きな変化です。
日用品や衣服など何か買い物する時には「本当に必要なものなのか」「今すぐに購入する必要があるのか」としっかり考えて購入する習慣が身につき、お金を今まで以上に大切に使えるようになりました。
まとめ
家計簿をつけることにより、お金をより大切に使おうという意識と、将来に備えて少しでもお金を貯めたいという意識が生まれ、始めてみて良かったと思っています。たとえば、月に2万円でも貯金を増やすことができれば、1年で24万円です。これだけでは大したことはないと思ってしまうかもしれませんが、30年続けることができれば720万円と大きな金額になります。
特に子供がいる家庭の場合、まず教育費を子供の人数分貯める必要がありますし、同時に老後資金なども考える必要もあります。大学の授業費(私立大学)は右肩上がり、年金の受給の保証もない、いよいよ10月に控えた消費税の増税など先行き不安な時代なので、貯金は少しでも多い方が良いのではないでしょうか。
家計を見直したいと思っているならば、苦手意識を捨てて家計簿や家計簿アプリをぜひ使ってみてくださいね。
勝目 麻希