シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローグローバルHD(3563)の、2019年2月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績はどうだったか

2019年3月4日に更新されたスシローグローバルHDの2019年2月既存店売上高は、対前年同月比で104.1%とプラス成長になりました。

内訳は客数が100.6%、客単価が103.5%となっていますが、客数の100.6%は今期最も低い数字でした。

全店売上高も108.8%で、既存店・全店ともにプラス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、2019年9月期のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。

既存店売上高は今期全ての月でプラス成長を維持。昨年度からプラスが続いており、16カ月連続のプラス成長となりました。また今期は客数、客単価いずれも全ての月で100%を超えており、堅調に推移しています。

さらに全店売上高も今期全てプラス成長を果たすなど、順調な推移を見せています。

過去1年の株価動向はどうだったか

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は昨年6月の7,000円付近が天井となっていましたが、2月8日に大きな上昇を見せ7,000円を上方ブレイク。現在は7,000円の値固めをする展開が継続しています。

2月は来客数が若干落ち込んでいるため、今後も継続的な成長を続けることができるかが注目されます。

スシローグローバルホールディングスの過去1年間の株価推移

参考資料:スシロー全店および既存店前年同月対比実績

LIMO編集部