12月は年末の出費が増えやすく、暖房費や帰省の準備などで家計が気になる時期です。
そんな中、12月15日の年金支給日に年金生活者支援給付金がもらえる場合があることをご存じでしょうか。
年金生活者支援給付金は、所得が一定以下の年金受給者に支給される制度で、老齢・障害・遺族の3種類に分かれています。老齢年金受給者の基準額は月額5450円で、年間では6万円程度になることもあります。
ただし自動的には支給されず、必ず申請が必要です。新規で年金を受け取る方や既に受給中の方など、現在の状況に応じて手続き方法は異なります。受給資格がある方は、見逃さず確実に申請しましょう。
1. 年金生活者支援給付金の受給対象者と受給額
年金生活者支援給付金は、公的年金の上乗せとして支給される給付金です。「老齢」「障害」「遺族」の3種類があり、それぞれ受給できる条件は以下のように異なります。
なお、受給額は受給対象者と受給額について確認しましょう。
- 老齢年金生活者支援給付基準額(月額):5450円※
- 障害年金生活者支援給付金(月額):1級6813円・2級5450円
- 遺族年金生活者支援給付金(月額):5450円
※
保険料納付済期間に基づく額(月額) =5450円×保険料納付済期間÷被保険者月数480月
保険料免除期間に基づく額(月額)=1万1551円×保険料免除期間÷被保険者月数480月
受給できる金額によっては年間6万円程度になることもあります。要件に該当する方は、忘れずに申請しましょう。

