3. 【シニアの働き方】65歳以上でも働く人が増えている

内閣府の「令和6年版高齢社会白書」によると、令和5年度における労働力人口のうち65~69歳の者は394万人、70歳以上の者は537万人であり、労働力人口総数に占める65歳以上の者の割合は13.4%でした、

また、令和5年の労働力人口比率(人口に占める労働力人口の割合)は以下のとおりでした。

  • 65~69歳:53.5%
  • 70~74歳:34.5%
  • 75歳以上:11.5%

60歳以上になっても働く人の割合は右肩上がりになっており、就労による収入を得ていることがわかります。

なお、働くことで得られるメリットは、収入だけではありません。仕事を続けることが身体的な健康や認知機能の維持に役立ち、心身の健康につながります。

仕事を通じて人と関わり、社会とつながりを持つことは、心も体も元気に保つうえで効果的といえるでしょう。