男女ともに「子どもがいる女性が働くこと」に肯定的な見方を示す傾向に
内閣府の男女共同参画局は、女性が職業を持つことに対する意識の変化に関する調査の結果を公表しています。
「子供ができても、ずっと職業を続ける方がよい」と回答する男女の割合は、2014年までは4割台、もしくはそれ以下にとどまっていたものの、2016年には半数以上におよびます。
また、上記の表において興味深い点は、いずれの年においても男性より女性の方が女性の就労を肯定的に捉えている点です。
多くの女性たちが、出産後も仕事をすることに前向きな姿勢を示していると言えるでしょう。
執筆者
学習院女子大学(国際交流学部・国際コミュニケーション学科卒)卒業。学部3年次にワシントンD.C.に所在する政府機関に訪問し、国際社会における日本の在り方について考えた。大学在籍中にファイナンシャルプランナー3級を取得。その後、都内大学院に進学し、19世紀アメリカにおけるライフスタイル、女性の生き方、女子教育・個人主義などについて研究。これらの知見を活かし、教育にかかる費用や貯蓄、公的年金制度などの金融&ライフをテーマとした記事を中心に執筆している。時代とともに変化する女性の進学・就職・キャリアの動向や、近年増加傾向にある「おひとりさま」の生き方を官公庁の統計データ等から紐解き、現代社会と絡めて考えていくスタイルの記事を得意とする。(2024年3月11日 更新)