このようにネット証券の人気ランキングも見方を変えれば、投資信託をよく理解していない人を含む人気ランキングだと言えるでしょう。
また、別の見方をすれば、ネット証券を利用している人は短期志向の投資家も多くいます。ですから、「ブル・ベア型」などリスクの高い投資信託もランキング入りしていることが多いのです。
たとえば「ブル型」の一種であるダブル・ブル型投信とは、日経平均株価が1日に1%上昇したら2%上昇するというレバレッジを効かせた投資信託です。
一方の「ベア型」とは、たとえばダブル・ベア投信の場合、日経平均株価が1日に1%下落したら2%上がるという投資信託です。
レバレッジには3倍以上もありますが、レバレッジが上がるほど大きな損失がでるリスクも高まります。レバレッジ型は、長期保有に適さない投資信託なので注意が必要です。
騰落率とシャープレシオで運用効率を確認する
投資信託を選ぶときは、「騰落率」と「シャープレシオ」をまずは確認するようにしましょう。
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LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。