4. 秋植え球根植物&一年草で「季節の移り変わりを楽しむ庭づくり」4つのコツ
4.1 冬の庭は一年草を主役にする
球根植物は秋に植え付けても、本格的な開花は春以降です。寂しくなりがちな冬の間は一年草に主役を担ってもらいましょう。春になると、これらの足元から球根の芽が顔を出し、暖かさが増すにつれて華やかになるという、季節の移り変わりを演出できます。
4.2 球根を一年草の下に仕込んでおく
狭いスペースでも効率よく楽しむために、植え付け方を工夫しましょう。球根は深く植えるものが多いので、一年草の根を傷つけないよう、先に球根を植えてから、その上部に一年草の苗を植え付けます。
4.3 開花時期をずらして「開花リレー」をさせる
春の感動を長く継続させるためには、早咲きから遅咲きまで、開花時期の異なる球根と一年草を選ぶのがポイント。いっせいに咲き終わってしまわず、庭が数か月にわたって段階的ににぎわい、移りゆく季節を長く感じることができます。
4.4 高低差を意識した立体的な配置にする
球根植物は背が高くなるものから低いものまでさまざま。これらを一年草の草丈と組み合わせ、高低差をつけて植えましょう。高さを変えることで、それぞれの花が魅力を発揮でき、花が咲きそろった際に立体的な美しい景観になります。
5. 移り変わる景色で、秋~春の庭を彩り豊かに
秋~春へと移り変わる庭づくりは、地中で春を待つ秋植え球根植物と、寒さに強い一年草を同時に植え込むことから始まります。これにより、冬の管理が楽になるだけでなく、春にはお互いを引き立て合う花の共演が楽しめます。
秋植え球根植物と、今が植え時の一年草を庭に植えて、秋~春へと移り行く景色を満喫してみませんか。
