3. 定額減税補足給付金(不足額給付)はいくらもらえる?

定額減税補足給付金(不足額給付)は、いくらもらえるのでしょうか。「不足額給付Ⅰ」と「不足額給付Ⅱ」、それぞれ解説します。

3.1 不足額給付Ⅰ

不足額給付Ⅰは、見込みで支給された金額と実際に受けられるはずの減税額との差額が、1万円単位で切り上げで支給されます。

例えば、見込みで支給された金額が2万円で実際に受け取れるはずの減税額が3万5000円だった場合、2万円が支給額です。

3.2 不足額給付Ⅱ

不足額給付は、受給要件を満たす人に対して一律で4万円が支給されます。

4. 定額減税補足給付金(不足額給付)の通知を確認しよう!

定額減税補足給付金(不足額給付)の受給対象者には、基本的に自治体から通知が届きます。ただし、通知時期は自治体によって異なるため注意が必要です。

たとえば東京都千代田区では、2025年8月下旬以降に対象となる人へ「支給のお知らせ」または「確認書」のどちらかが順次送付されています。

支給のお知らせが届いた場合は、申請の必要はなく、案内に記載された口座へ自動的に給付金が振り込まれます。

一方で確認書が届いた人は、2025年10月31日までに郵送・窓口・オンラインのいずれかで申請手続きを行う必要があります。

また、2025年1月2日以降に千代田区へ転入した人など、通知が届かない場合は、自分で区のホームページから申請書をダウンロードし、同じく2025年10月31日までに提出する必要があります。

自治体によっては、自分が受給対象者となるのかを確認できるフローチャートなどを用意している場合もあります。

ぜひ、自分の自治体のHPをみて、対象者となるのかや通知時期、申請方法を確認してみてください。

参考資料

苛原 寛