上場企業の有価証券報告書に基づいた「平均年収のランキング」では、キーエンスが平均年収2000万円以上と群を抜いた結果でした。しかも従業員の平均年齢が35.9歳というから驚きです。なお、キーエンスはセンサーや画像処理システムなどファクトリーオートメーション関連の製品を手がけています。
1300万円以上~1600万円未満のラインには、大手商社である三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅が登場します。また、金融・保険業では、野村ホールディングス、東京海上ホールディングス、三井住友トラストホールディングスといった企業の名前も。
1000万円以上~1300万円未満のラインには、三菱地所、三井不動産、東急不動産といった不動産業、電通や博報堂DYホールディングス、フジ・メディア・ホールディングスなどの広告業・マスコミが存在します。これらの企業以外にも、ハイテク・薬品・建設といった業種が並んでいます。
お金持ちの心得とは?
企業に勤めるサラリーマンでも、業種によれば高収入が見込めるとのことでした。ではここで、高収入の人の心得を知っておきましょう。
「お金がたくさんある人は、好きなだけ買い物をしている」というイメージを持ちやすいですが、実はそうでもありません。むしろ、お金持ちほどお金を大切にする傾向があります。
たとえば、すぐに流行が移りゆくブランド品より、世代を超えて使える質の良いものが選ばれる傾向があります。高くても長期間にわたって使えるもの、価値が落ちないものという基準で判断しているようです。普段から、その場の物欲に惑わされず、コストパフォーマンスを踏まえてお金を使うよう心得ておきましょう。
まとめ
サラリーマンの中でも、大手マスコミや商社、不動産業や金融業の企業などに勤めている場合は、平均年収が高い傾向にあることが分かりました。決して「サラリーマンはお金持ちになれない」というわけではないようですね。「お金は大切に」というお金持ちの思考を意識して、収入アップにつながりやすい生活を送りましょう。
LIMO編集部