2. 「昔よりも登山マナーが良くなっているのでは」と投稿主さん
ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には
- 「空缶ひとつにも、昔の時代の匂いと人々の暮らしが詰まってるんですね」
- 「半世紀も野晒しにされていてその姿を保っている事が凄い」
- 「昭和の中期頃までは山や海にゴミをポイポイ捨てるのが普通だった」
- 「私も毎日のジョギングで、つい拾ってしまいます」
など、さまざまなコメントが寄せられました。
普段から関東甲信越で山歩きをしているという投稿主さん。写真のような古いタイプのプルタブ缶は、ほとんど商品名が読めないくらいまで朽ちたものも多く見かけるそうです。
投稿主さんの奥さんも普段からゴミを拾う習慣があるそうですが、「多いのはたばこの吸い殻、ペットボトル、ウェットティッシュあたり」とのこと。
山道よりもちょっとした駐車スペースや車道沿いに多く、むしろ山中ではこうした過去のゴミが顔を出しているのを見ることのほうが多いのだそう。
コメント欄にも「昔はゴミを持ち帰るという感覚がなかった」「ゴミは山に埋めるのがマナーだった」といった声が多く寄せられ、こうした空き缶が自然の中から見つかるのもその名残といえそうです。
そういった現状について、「80年代くらいから山のゴミの持ち帰りの機運が高まったこともあるのでしょう。昔よりも登山マナーが良くなっているのでは、と思った次第です」と投稿主さん。
令和の登山マナーとして、ゴミはしっかり持ち帰るよう心がけたいですね。
山を歩いていて目に留まった空缶のゴミ。マナーが悪いなぁと思いつつ、山で出たゴミを持ち帰るという風習は比較的新しいのでさもありなん。プルタブが古いタイプの、カルピコという商品のブドウ味。調べたら1973年に発売され、70年代後半には終売したらしい。君、50年近くもここにいるのか…。 pic.twitter.com/3sURpXSwg0
— 理科教師とらふずく (@raptorial_owlet) October 3, 2025