3. 働くシニアは「在職定時改定」で年金増額の可能性も

65歳以上70歳未満で、厚生年金に加入しながら老齢厚生年金を受給している方は、「在職定時改定」を確認することが大切です。

在職定時改定とは、65歳から70歳の間に就労を継続し、厚生年金保険料を納めている場合に、年金額が毎年10月分(12月支給分)から見直される制度です。

つまり、老後も働きながら年金を受け取っている人は、在職中であれば年1回、厚生年金の受給額が改定され、増額分が反映された金額になります。

注意点として、在職定時改定の対象は「厚生年金」の部分のみであり、「国民年金」には反映されない点も覚えておきましょう。