12月も後半に入り、 本格的な冬の寒さが身に染みる季節となりました。
年末年始の出費がかさむこの時期、物価の上昇や社会保険料の負担増を肌で感じ、日々の暮らしに不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。
現在の生活を維持するだけでなく、将来に向けた資産形成もまた、現代における大きな課題です。
2025年度の公的年金は、前年度から1.9%引き上げられました。
しかし、実情は物価の上昇率に追いついておらず、年金受給世帯の家計は依然として厳しい状況にあります。
厚生労働省の調査(2023年 国民生活基礎調査)によれば、高齢者世帯の55.8%が「生活が苦しい」と回答しており、半数以上が余裕のない暮らしを余儀なくされています。
この記事では「厚生年金+国民年金」が月額10万円に満たない人は、どれくらいいるのか詳しく解説します。
あわせて、公的年金の平均的な支給月額もご紹介しますので、ご自身のライフプランや備えを考える際の参考にしてください。

