2020年卒業の大学生による就職活動についての話題を耳にするようになってきました。試験も終わり、業界研究や企業研究に時間をかけているという学生も多いのではないでしょうか。

シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」。今回はその中でも慶應義塾大学・理工学研究科の卒業生が就職する人数が上位企業の一部について、有価証券報告書をもとに過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近の株価動向について見ていきましょう。

理工学研究科卒業生の上位企業ランキング

慶應義塾大学が発表した2018年4月現在の同大学大学院理工学研究科を卒業した上位20社就職先は以下の通りです(大学院後期博士課程は除く)。

  • キヤノン:26人(5人)
  • ソニー:15人(1人)
  • 富士通:15人(0人)
  • エヌ・ティ・ティ・データ:14人(3人)
  • 野村総合研究所:13人(3人)
  • トヨタ自動車:11人(1人)
  • 日本放送協会:10人(1人)
  • 本田技研工業:10人(2人)
  • NTTドコモ:9人(1人)
  • 日産自動車:8人(2人)
  • アクセンチュア:7人(3人)
  • パナソニック:7人(1人)
  • 新日鉄住金ソリューションズ:7人(2人)
  • 新日鐵住金:7人(0人)
  • 日立製作所:7人(1人)
  • ソフトバンク:6人(0人)
  • 三菱電機:6人(0人)
  • 東レ:6人(1人)
  • 味の素:6人(0人)
  • エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ:5人(0人)
  • 旭化成:5人(1人)
  • 三菱重工業:5人(0人)
  • 住友化学:5人(1人)
  • 日揮:5人(0人)
  • 日本アイ・ビー・エム:5人(0人)
  • 日本電気:5人(0人)
  • ※カッコ内は女子で内数

就職先企業の特徴と主な就職先企業の業績と株価

さて、ここではそうした上位就職先企業について特徴的な企業の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。