まとめるとポイントは以下のようなものでした。
- 今後は若い世代は減少していき採用が難しくなるのは目に見えているので、採れるうちに採っておきたい。
- 事業環境は常に変化しており、会社が求める人物像も都度、変化する。柔軟性のある人材が欲しい。
- 採用活動には毎年テーマがある。人事担当としては、そのテーマは常に頭にあるので、その枠にフィットした人材は欠かせない。
- いわれたことをこなす人材は多いが、データをもとにアイデアを上げてくる人材はいつも不足している。できればそうした人材は見出したい。
- 採用したものの、人材を配置するのにはいつも苦労している。特徴を知るのには意外に時間がかかっている。アピールは嘘のない範囲でしっかりとしてほしい。
まとめにかえて
彼らのコメントとして特徴的な点としては、採用に「テーマ」があるということではないでしょうか。
こういうと「テーマや目的のない行動などない」という方もいるかもしれませんが、学生が各社の採用活動のテーマをなるべく早く見出し、そのテーマに自分をフィットさせていくことが内々定の近道かもしれません。
自己分析をしっかりと指導されることはよくあるでしょうが、その分析した結果と会社の欲しい人物像(プロファイル)が異なることもあるでしょう。採用活動で採用側と対話をする中で、自分自身を変化させていくことも必要なスキルかもしれません。
【参考文献】
矢部洋三代表編者「現代日本経済史年表1868-2015年」日本経済評論社
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青山 諭志