就職氷河期で学生の注目を集めたのは、積極的に採用枠を増やしていた外資系企業でした。その中でもP&Gといった外資系消費財メーカー、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどの投資銀行、外資系コンサルティング会社は日本企業の採用スタンスをよそに、優秀な学生を採ろうと積極的に採用活動を行っていました。
そうした超就職氷河期の中で数々の内定を手にし、自分の希望する就職先でいまだに勤務する者も40代。会社にはよりますが、優秀な人材は最年少で課長となり、現場を管理するポジションについているものも多いといえます。
売り手市場ではあるが確実に内定を手にするためのポイント
会社で評価が高い人材は採用にかかわることも多く、そのような彼らの採用する側でのポイントや狙いを聞くことがありました。
厳しい就職活動を経験した彼らが採用側に回った時には、どのような学生が欲しいと思うのでしょうか。今回は世界を代表する金融機関で採用を担当する方々にどのような人材が魅力的かを聞いてみました。