下期回復は楽観的過ぎる? 19年半導体設備投資は14%減予想 メモリー投資後退、前工程装置はそれ以上の落ち込み 2019.02.27 06:00 公開 執筆者稲葉 雅巳 2019年の半導体設備投資金額は、前年比14%減の821億ドル規模となりそうだ。メモリーの高水準投資が17~18年の2年間にわたって市場を牽引したが、需給環境の悪化により18年後半から投資抑制の動きが広がった。19年もこの流れを引きずり、メモリー投資は過去2年の水準に比べると大きく見劣りする。一方で、ロジック分野は先端プロセスを中心に投資が盛んで、市場を下支えする存在となる。 記事の続きを読む 画像と一緒に記事を読む 関連記事 19年中のメモリー投資回復は期待薄? 米半導体装置大手がコメント 2019年の半導体設備投資はメモリー投資の失速により、厳しい幕開けとなっている。韓国のサムスンやSKハイニックスなど主要メモリーメーカーが投資案件を先送りしたことで、売り上げベースでいえば19年上期が「底」になるとみられ、焦点は「いつから回復するのか?」という点に集約されつつあった。 攻めるインテル、19年も高水準の設備投資継続へ 半導体メーカー大手のインテルは、2019年も高水準の設備投資を継続する構えだ。メモリーを中心に主要半導体メーカーが軒並み19年の設備投資金額を前年比減少させるなか、大手企業のなかでは唯一気を吐く。CPUの供給不足解消に向けた先端ロジック投資を継続するほか、独自の不揮発性メモリーである「3D-Xpoint(3DXP)メモリー」の新拠点設立も進める。 ソニー半導体、イメージセンサーは19年も堅調見込む ソニーが世界シェアの過半を持つイメージセンサーは、2019年も堅調な需要が見込まれている。足元ではiPhoneをはじめとするハイエンドスマートフォンの需要減速が著しいが、スマホ1台あたりに搭載されるカメラの増加、いわゆる「多眼化」によって、イメージセンサーの需要は堅調が続きそうだ。 東京エレクトロン、19年前工程装置市場を最大2割減と予想 NAND向けは5割減と厳しい見方 ついに止まった韓国SKハイニックスの設備投資 NAND新工場の設備導入を中断 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #投資