弁当チェーンの「ほっかほっか亭」が10月8日に投稿したXのポストが話題です。同社のロゴの書体をデザインした人を探しているというもので、リプライ欄には捜索のさまざまなアイディアが寄せられています。

出所:X「ほっかほっか亭【公式】」アカウントの投稿画像

1. 【ほっかほっか亭】2026年で創業50周年を迎える

ほっかほっか亭は言わずと知れた、日本を代表する弁当チェーンです。創業は1976年で、1号店は埼玉県草加市にオープンしました。当時の弁当といえば冷えたものが当たりまえでしたが、「できたての温かいお弁当」を提供するというコンセプトのもと、人気を拡大していきました。

2008年にはチェーン内での対立から、一部運営店舗が「ほっともっと」として分離するなどの騒動などもありましたが、多くの国民に愛される存在として、26年には創業50周年を迎えます。

2. 【ほっかほっか亭】ヒントは「50年前にアルバイトをしていた学生」

今回の投稿は、50周年を前に長年シンボルになってきたロゴの書体をデザインした人にお礼を言いたいという思いに端を発しています。

投稿した担当者の方は「手書き風の筆文字っぽいので、てっきり勘亭流ではないかと思っていた」そうですが、同社の社長に確認したところ、「50年前にアルバイトをしていた学生が書いたオリジナルフォント」であることが判明しました。

出所:株式会社ほっかほっか亭総本部

半世紀以上も前のことであり、手がかりはその情報しかなく、Xを活用することで、幅広い情報提供や捜索方法のアドバイスを募集しています。

3. 【ほっかほっか亭】探偵ナイトスクープにはすでに調査依頼済

Xでは投稿に対して、「50年も書体が変わっていないのが凄い!」といった声や「草加市ということは獨協大学の学生?」といった声が寄せられています。

また、「探偵ナイトスクープ案件だ(笑)」や「探偵ナイトスクープに依頼してみては?」というリプライが相次いだところ、「ABC朝日放送の探偵ナイトスクープには先週、番組ページの応募フォームより調査依頼をお送りさせていただきました」との追記があり、すでに依頼済みであることが判明しました。

ほっかほっか亭のロゴ自体は、数回行われており、直近では23年に変更が加えられています。しかし、その間も「ほっかほっか亭」のロゴ書体は変わらなかったというのは、非常に珍しいケースといえます。

果たして書体をデザインした人は見つかるのか。探偵ナイトスクープで取り上げられることはあるのか。今後も続報から目が離せません。

参考資料

大蔵 大輔