さて、ここではそうした上位就職先企業について上場企業を中心に業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。

三井住友銀行

同行は三井住友フィナンシャルグループ傘下の銀行です。ここでは三井住友銀行の有価証券報告書を見ていきましょう。

同行の過去5年の業績動向は、経常利益では、8000億から1兆2000億円台で推移しています。2018年3月期は9327億円となっています。傾向としては、2014年、2015年3月期には1兆2000億円前後あった経常利益水準と比較すると2018年3月期の利益水準はやや物足りなさを感じます。

また、当期純利益(親会社株主に帰属する)は5000億から7000億円台で推移しています。2018年3月期は6275億円で、2014年3月期の7856億円と比較するとこちらも経常利益と同様に物足りなさを覚えます。

同行の2018年3月期の従業員数(連結)は4万58人。また単体では2万9192人。単体の平均年間給与は815万円で平均年齢は36歳4か月となっています。

さて、同行を抱える三井住友フィナンシャルグループの株価を見ておきましょう。過去1年の株価を見ると、1年前には4000円台後半で推移していた水準が一時は3000円台半ばまでに迫り、現在は4000円付近で推移しています。