希望退職結果公表の富士通が一時急落! 日経平均株価は3日続伸

【東京株式市場】 2019年2月20日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続伸、一時は21,500円回復目前まで迫る

2019年2月20日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,431円(+128円、+0.6%) 3日続伸
  • TOPIX 1,613.4(+6.9、+0.4%) 3日続伸
  • 東証マザーズ総合指数 890.8(+7.8、+0.9%) 3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,196、値下がり銘柄数:846、変わらず:88
  • 値上がり業種数:22、値下がり業種数:11
  • 昨年来高値更新銘柄数:11、昨年来安値更新銘柄数:5

東証1部の出来高は11億6,836万株、売買代金は2兆922億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。米国株は概ね堅調に推移しましたが、材料視されることはなく、前日に続いて手掛かり難の取引となりました。売買代金は2兆円をかろうじて回復しましたが、依然として厳しい低水準の商いが続いています。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏での推移でしたが、やや荒い値動きとなりました。前場の半ばから急伸して一時+192円高まで上昇し、21,500円回復目前まで迫りました。しかし、後場寄りから急速に値を消し始め、一時+12円高まで上げ幅を縮小する場面が見られています。

その後は徐々に巻き返しましたが、前場の高値を超えることなく終わりました。それでも、3桁上昇の3日続伸となり、終値は12月17日以来の高値水準となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となりましたが、上昇率は日経平均株価をやや下回りました。

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東証マザーズ総合指数は3日続伸、売買代金は11日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は7,833万株、売買代金1,194億円となりました。出来高は前日より減りましたが、売買代金は増加しています。個人投資家の物色意欲回復は続いており、売買代金は11日連続で1,000億円超となりました。

また、総合指数も3日続伸で引けました。主力株の上値は重いようですが、900ポイント回復まであとわずかの水準まで来ています。

ソニーが連日の大幅高、希望退職者の募集結果を公表した富士通は一時急落

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が大幅反発となり、ダイキン工業(6367)や中外製薬(4519)も大幅高となりました。

また、ハイテク株ではソニー(6758)が連日の大幅上昇となった他、シャープ(6753)が急伸し、村田製作所(6981)も3日続伸で引けています。

さらに、自動車株ではトヨタ自動車(7203)が、医薬品株ではエーザイ(4523)なども堅実に推移しました。

その他では、東海旅客鉄道(9022)とSGホールディングス(9143)がともに連日で昨年来高値を更新したのが目を引きました。

一方、東京エレクトロン(8035)が冴えない値動きとなり、SUBARU(7270)が大きく値を下げました。

また、1月末までに早期退職に応募した従業員が2850人に達したと前日に発表した富士通(6702)が一時▲5%安に迫る大幅下落となり、同じハイテク株ではルネサスエレクトロニクス(6723)も大幅安で引けています。

その他では、野村ホールディングス(8604)なども売りに押されましたが、全体的には目立った値動きは少なかったようです。

新興市場(東証マザーズ)では、連日で安値更新となっていたMTG(7806)が大幅反発となり、窪田製薬ホールディングス(4596)は一時+28%超高の爆騰となりました。また、CYBERDYNE(7779)やユーザベース(3966)も大幅高となっています。一方、アンジェス(4563)は大幅続落となりました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。