2. 金利上昇の背景
個人向け国債の利率が上がっている背景には、日本銀行の金融政策の変化があります。
2024年3月に長年続いたマイナス金利政策が解除され、長期金利が上昇。これに伴い国債の利回りも上昇し、個人向け国債の利率に反映されています。
たとえば、変動10年型(第156回)の適用利率は2025年10月16日~2026年4月15日で1.06%となっており、ここ10年では比較的高い水準です。
個人向け国債「変動10年(第156回債)」適用利率の推移
- 令和5年4月16日から令和5年10月15日:0.33%
- 令和5年10月16日から令和6年4月15日:0.43%
- 令和6年4月16日から令和6年10月15日:0.47%
- 令和6年10月16日から令和7年4月15日:0.61%
- 令和7年4月16日から令和7年10月15日:0.92%
- 令和7年10月16日から令和8年4月15日:1.06%
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】