1. 傘でケガをしたケースとアドバイスを紹介
ここからは、国民生活センターに寄せられた傘に関する事故事例を紹介します。
相談事例は以下のとおりです。
1.1 ガラス繊維強化プラスチック使用商品トラブル相談事例①
子どもが人とすれ違うときにぶつかり、グラスファイバー製の傘の親骨が折れて細かなガラス繊維が手に刺さった。特に子どもには危険な商品だと思う
また、以下のような相談事例もありました。
1.2 ガラス繊維強化プラスチック使用商品トラブル相談事例②
数年前に購入した傘をさそうとしたら手に激しい痛みがあった。表示を見るとグラスファイバー製との記載があった。危険な商品を販売するのは問題だと思う
上記のように、実際にケガをした消費者からの相談が寄せられています。
この問題に対して国民生活センターでは、ガラス繊維強化プラスチックは表面からガラス繊維の先端が露出していることがあり、素手で触らないなど取扱いを注意するよう呼びかけています。
また、もしガラス繊維が皮膚に刺さって痛みが続く場合は、医師の診察・処置を受けることをおすすめしています。