学資(こども)保険も貯蓄型保険とみられています。子どもの学校への入学や進学に合わせて祝金(生存給付金)や満期保険金を受け取ることができます。
貯蓄型保険を途中解約すると損をするか
貯蓄型保険を途中で解約すると、それまでに支払ってきた保険料合計よりも少ない額しか手元に戻ってこないことがあります。これは貯蓄型保険を途中解約した場合に起こりえる点です。
解約返戻金(かいやくへんれいきん)とは、保険を契約期間の途中で解約したときに受け取ることができるお金をいいます。一口に解約返戻金といっても、その返戻率によって区別され、従来のものから、低解約返戻金型やむ解約返戻金型というものがあります。
貯蓄型保険の解約返戻金は、保険契約期間中に解約をすると払い込んだ保険料よりも少ないことがあります。それでは、せっかく貯蓄型保険に入った意味が一部失われることになります。
保険を解約する前には、自分の保険が貯蓄型保険なのか定期保険なのかを確認するとともに、解約返戻金が支払われる場合には、一体どのくらい支払われるのかを、営業担当者に確認することも重要でしょう。
【参考資料】
- 生命保険協会「2018年版 生命保険の動向」
- 生命保険文化センター「ほけんのキホン」
LIMO編集部