「年収1000万円vs.貯蓄1000万円」はどちらの実現が難しいか

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年収1000万円と貯蓄1000万円、いずれも年収を追い求める人、またより多くの貯蓄を目指す人にとって一つの目安となる水準ではないでしょうか。今回は直近のデータをもとに、それぞれどちらの実現が難しいのか考えてみましょう。

年収1000万円を得られるのは日本の何パーセントか

まず、年収1000万円ですが、これは日本の給与所得者のどの程度の割合なのでしょうか。

2018年9月に国税庁から発表された「平成29年分 民間給与実態統計調査」を見ていきましょう。

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年間給与額が1000万円を超えるのは、給与所得者4945万人のうち全体の4.5%に過ぎません。人数にして約220万人です。人数としては多く見えますが、比率としては少ないなぁというのが印象ではないでしょうか。

では、年間給与水準と比率もあわせてみていきましょう。

  • 100万円以下:8.4%
  • 100万円超200万円以下:13.5%
  • 200万円超300万円以下:15.8%
  • 300万円超400万円以下:17.5%
  • 400万円超500万円以下:14.8%
  • 500万円超600万円以下:10.1%
  • 600万円超700万円以下:6.3%
  • 700万円超800万円以下:4.3%
  • 800万円超900万円以下:2.9%
  • 900万円超1000万円以下:1.9%
  • 1000万円超1500万円以下:3.3%
  • 1500万円超2000万円以下:0.7%
  • 2000万円超2500万円以下:0.2%
  • 2500万円超:0.3%

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。