4. 65歳未満で「障害年金生活者支援給付金」を受給している人が「65歳」に到達したら?
65歳未満で障害基礎年金を受け取っている方が65歳になると老齢基礎年金の受給権が発生します。
ただし、障害基礎年金と老齢基礎年金は同時に受け取ることはできないため、どちらか有利な方を選択する必要があります。
一方で、厚生年金に加入していた期間がある方は、65歳から「障害基礎年金+老齢厚生年金」の併給が可能です。この場合は受給額が増える可能性があるため、ご自身の年金見込額をしっかり確認することが大切です。
また、65歳以降も障害の状態が続いていれば、障害基礎年金はそのまま受け取ることができます。所得が一定基準以下であれば、「障害年金生活者支援給付金」も引き続き支給対象となります。
ただし、障害の程度が軽くなり認定基準を満たさなくなった場合には、障害基礎年金が支給停止となり、老齢基礎年金へ切り替わります。
なお、障害の年金には税金がかかりませんが、老齢の年金には税金がかかることがありますので、年金の選択には十分に注意しましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】