3. 【シニアの年金事情2】令和シニアの「国民年金」の平均受給額はいくら？
では次に、国民年金のみを受給している人の平均額を見ていきましょう。
厚生年金に加入していなかった場合、老後に受け取れるのは国民年金（老齢基礎年金）のみとなります。
3.1 国民年金の平均年金受給額（月額）をチェック
- 〈全体〉平均年金月額：5万7584円
- 〈男性〉平均年金月額：5万9965円
- 〈女性〉平均年金月額：5万5777円
3.2 国民年金の月額階級別受給権者をチェック
- 1万円未満：5万8811人
- 1万円以上～2万円未満：24万5852人
- 2万円以上～3万円未満：78万8047人
- 3万円以上～4万円未満：236万5373人
- 4万円以上～5万円未満：431万5062人
- 5万円以上～6万円未満：743万2768人
- 6万円以上～7万円未満：1597万6775人
- 7万円以上～：227万3098人
国民年金の保険料は収入額に関係なく、年度ごとに定められた一定額をすべての加入者が納める仕組みになっています。
将来受け取る年金額は、この保険料の納付実績によって決まり、40年間欠かさず納めれば満額となりますが、未納期間があればその分だけ減額されます。
次章では、現在のシニア世代の生活費は平均してどの程度なのかを確認していきましょう。
