2. 道路で自動車と衝突する可能性があるペダルなし二輪遊具
続いては、道路で自動車と接触してしまったケースの紹介です。
「保護者がベビーカーを押して横断歩道を渡り、後ろから子供がペダルなし二輪遊具でついて来ていた。保護者が横断歩道を渡りきって振り返ると、左折した乗用車にぶつかった音が聞こえ、患児が路上に倒れ、頭部から出血していた」という事例が寄せられました。
重大な事故であり、一歩間違えれば子どもが死亡してしまう可能性もあるので注意が必要です。
ペダルなし二輪遊具は、坂道だけでなく道路でも使用が禁止されている場所があります。自動車の周辺では、絶対に遊具を使用させないように気をつけてください。
また、アドバイスとしては、ペダルなし二輪遊具は子どもだけで使用させず、保護者などが立ち会うことを求めています。絶対に子どもから目を離さないようにして、自動車が走行している場所では使用させないように注意しましょう。
国民生活センターでは、行政などに対して坂道や道路といった使用が禁止されている場所で、保護者などが危険性をより理解できるように啓発活動を要望しています。
いかがでしたでしょうか。
子どもは遊びに夢中になってしまうため、ペダルなし二輪遊具での事故を防ぐには保護者の注意が大切です。
子どもが事故にあわないよう、保護者は安全に配慮するよう心がけてください。